キャリア教育事業
TOMODACHI 女子高校生
キャリアメンタリングプログラム
主催:TOMODACHIイニシアチブ(公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン)
実施団体:NPO法人じぶん未来クラブ
結婚、子育て、既成の価値観などにより、視野がひろがりにくい女子高校生のキャリア観。普段の生活ではなかなか出会うことのない年代、国籍の、様々な経験を持つ先輩女性たちとの出会いやセッションを通じて、将来に対する視野を広げ、未来を自分自身で切り拓く力をつけることを目的としたキャリア支援プログラムです。2014年より、東日本大震災の復興支援の一環として福島県の高校2年生(2020年以降は岩手県・宮城県・福島県の高校1・2年生)を対象に毎年開催してきました。このプログラムは、在日米国大使館と米日カウンシルが主導する日米両国の次世代を担うリーダー育成を目的とした官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」が主催しています。※2022年度は開催を中止しています。
プログラム
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オープニングセッション
他の参加者やメンターと出会い、互いを知り合う
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STEP1
表現教育ワークショップへの参加
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STEP2
母国を飛び出し挑戦する留学生とのセッション
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STEP3
日本・世界で活躍する社会人女性とのセッション
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STEP4
学んだことをみずから発信するキャリアイベントの企画・実施
半年かけて、5つのセッションを体験
参加する高校生は5、6人のグループに分かれ、半年間をともに過ごします。チームをまとめるメンターは、同じ東北出身の大学生・専門学校生。チームメンバーが、メンターとともに応援し合いながら様々な活動を続けます。最後のステップは自分自身がオーディエンスを集めて半年間の学びをチームで発表。一人ひとりひとりの大きな変化につながります。
大学生からベテラン社会人まで、多様な世代との出会い
出会うのはさまざまな地域から集まった高校生、メンターの学生、留学生、社会人など、さまざまな背景をもち、多様な世代の女性たち。彼女たちのストーリーを聞き、セッションをしていく中で多くの刺激を受けていきます。そして、いきいきと力強く、自分らしい人生を創り上げる力に繋げます。
高校生にとっての効果
- 失敗を恐れず挑戦してみよう、という気持ちが育つ
- 自分自身の意見や気持ちを恐れず周囲に表現することができるようになる
- 主体的な活動を続けることで、自分に自信をもつ
- 将来に対する視野を広げ、自分自身のキャリアを前向きに考えられるようになる
- さまざまな協働により、周りの人たちを信じられるようになる
参加した高校生の声
プログラムを通じてたくさんのチャレンジしている人に出会い、何よりチームの皆が私のやりたいことを否定せず応援してくれたおかげで、今はびっくりするほど自分の気持ちに素直にやりたいことに取り組めるようになりました。
将来の夢が大きくなり、計画を立てたり、どんな人になりたいか将来像を思い浮かべたりする時間が増えました。また世界の色んな人と話すことができるよう頑張るきっかけになりました。
自分の意見をなかなか言えずにいたけど、今ははっきりと言えるようになりました。そして、やりたいことは迷わずにやっていき後悔をしなくなりました。
自分は関係ないという考え方をすることがなくなった。私にはできないとか、私には関係ないとかじゃなくて、やってみよう!そういう考え方もあるんだ!というポジティブな考え方をできるようになった。
導入実績
2022年7月現在
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参加高校生数(のべ)
902
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参加高校数(のべ)
210
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メンター学生(のべ)
180