お知らせ
元職員による不正経理の発生について
2024/08/19
平素より弊法人活動につきまして格別のご厚情を賜りありがたく厚く御礼申し上げます。
この度、弊法人元職員による不正経理(不正出金等の行為)が発生致しましたので、以下ご報告いたします。
本件は本年1月取引金融機関と弊法人での打ち合わせの際、取引口座の残高認識が双方で相違していたため経理担当者(以下当人)に確認したところ、当人による不正出金が判明したものです。
当人はこれまでの弊法人の内部調査に対し2021年以降の不正出金を認めており、当人につきましては既に懲戒解雇としております。
本件発覚後速やかに経理の体制を整えた上で内部調査を開始し、6月中旬に全体の概要が纏まりましたので、外部有識者を含む調査委員会を設け調査内容及び今後の経理体制の強化策について精査いただきました。
その結果、内部調査により発覚した3年間総額1052万円の不正出金があることについて確認をいただくとともに、より一層の再発防止策を講ずるよう、今後の経理体制についてご意見をいただきました。
なお、当人との間におきましては、すでに返済が開始されており、7月29日に公正証書にて今後の返済について約定を結んでおります。
また、本人との約定につきましては、代表理事をはじめ理事・監事がすべて引き取ることとし、2024年8月2日の時点をもって法人の損失はすべて解消されていることを報告させていただきます。
このようなことを引き起こし、また早期に発見出来なかったことは弊法人の管理体制に重大な問題があったことと重く受け止めております。
今回の責任について関係理事の減給及び厳重注意処分を8月1日付理事会で決定致しました。また、理事・監事から法人に対して寄附をいたしました。
今後二度とこのようなことを引き起こさぬよう、弊法人経営管理体制の見直しを下記のように行います。
1:経理体制の刷新
1名で行っていました経理業務を、出入金業務担当者と会計ソフト登録・仕分け業務担当者の分離を行い2名とし、不正が行われない相互監視ができる体制としました。
2:管理体制の強化
理事の中から経理責任者を任命し、経理実務全体の業務マネジメント及び経理会計ソフトの監視強化を行うものとします。
3:定期的な内部監査の実施
半期ごとに顧問税理士とともに簡易決算を行います。
併せて定期的に業務監査を実施し、業務プロセス全体の見直しを行います。
4:コンプライアンス教育の強化及び経理担当規範の作成
職員に対してコンプライアンスや倫理に関する教育を定期的に実施し、不正行為に対する意識を高めます。
経理業務規則の策定、経理業務ハンドブック作成により経理業務の透明化を目指します。
本件により、関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
今後、弊法人の運営において透明性と信頼性を高め、再発防止に努め、これまでの活動以上に未来の担い手である子どもたちに「一歩踏み出す勇気」「自信」「笑顔」をお届けすることに邁進し信頼回復に最大限努めてまいります。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024年8月19日
特定非営利活動法人じぶん未来クラブ
代表 佐野 一郎
本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人 じぶん未来クラブ
toiawase@jibunmirai.com