ヤングアメリカンズ 東北プロジェクト

多くの人々に支えられ、東北へ

2011年3月11日。春ツアーで日本を訪れていたYAはこの日、成田国際文化会館でワークショップの準備をしていました。幸いキャストにけが人は出ませんでしたが、春ツアーはそのまま中止に。キャストの中には「私たちは関東にいるべきではない。すぐに東北に行きたい」という者もいましたが、1週間後、一旦米国に帰国しました。

YAを被災地に送り届けようと、JMCは6月には東北プロジェクトを発足し、募金活動をスタートしました。YA本部も「6年間お世話になった日本を、なんとか応援したい」とプロジェクトに賛同してくれて、9月には「アドバンスチーム」と名付けられた精鋭キャスト13人が東北各地を巡回。数時間のミニワークショップを18回開催しました。

2012年の春・夏ツアーでは福島県伊達市やいわき市の公立学校でワークショップを催しました。このように実績を積み重ねていた東北プロジェクトを米国大使館が知ることになり、東北でのアウトリーチは、米日カウンシル・米国大使館が進める、日米の若者育成を目指す「TOMODACHI」イニシアチブの1つに認められました。さらに米国大使館に加え、文部科学省や復興庁、各市町村の教育委員会、多くの企業や団体の協力を得て、2012年から3年間、東北ツアーが継続されることが決定しました。

2012年9月に始まった東北ツアーは2カ月間で岩手県、宮城県、福島県を訪問して23回のワークショップを開催。延べ3601人の児童生徒が参加しました。さらに2013年の東北ツアーでは、キャスト35人のフルキャストツアーに15人のミニワークショップツアーを加えた、2チーム体制で各地を訪問。小さな学校から大きな学校まで60回を超すワークショップが催され、延べ6499人が参加し、ショー観覧者13223人にのぼりました。

ヤングアメリカンズ 東北プロジェクト 関係者
YA東北ツアー 参加者・先生の声
  • 学校が違うとか英語が話せないとかは関係なくて、友達を愛する気持ちと私は強いという自信があれば、できないことはないということを教えてもらった。(中学2年生)
  • ぼくは3年生で受験生なのに目標が持てず、ずっとなにもできないで毎日をすごしていました。しかし、このワークショップを通して、目標がなくても今自分ができることを精一杯しようと思えるようになりました。(中学3年生)
  • 「自分の弱さをさらけだせ!」という言葉に感動しました。自分の弱みがあるせいで何かをしないのはもったいないことだといまでも思います(中学3年生)
  • ヤングアメリカンズのおかげで、大変そうな人を手伝えたり自分からやれるようになりました。ありがとうございました。(小学6年生)
  • 子どもたちの輝いた表情を見てとても嬉しかったです。見えない力や可能性、よさを引き出す自分の責任を改めて考えさせられました。(教師・女性)
  • 児童と教師という関係を越えて一緒に楽しむ仲間のような気分になった。(教師・男性)
  • 楽しい中にもベストを尽くすこと、楽しむこと、頑張っている人を認めること、チャレンジすることなど、多くのメッセージを感じました。(教師・女性)

ヤングアメリカンズ 東北プロジェクト 実績

TOHOKU TOUR MAP 2011-13

6年間の東北プロジェクト参加者人数

  小中学生 中高生 教職員 保護者 合計
2011 1055       1055
2012 3495 166 278   3939
2013フルキャスト 2847 81 344 48 3320
2013ミニWS 2584 121 414 64 3183
2014フルキャスト 3059 102 437 79 3677
2014ミニWS 2514 228 380 55 3177
2015フルキャスト 3389 283 308 150 4130
2015ミニWS 2724 191 244 121 3280
2016 2576 124 304 70 3074
合計 24243 1296 2709 587 28835